投資銀行からPEファンドへ、伝え方を棚卸しオファーを獲得

投資銀行からPEファンドへ、伝え方を棚卸しオファーを獲得

プロフィール

  • 転職時年齢:30代前半
  • 卒業大学:海外大学
  • 前職の経験:投資銀行/7年
  • 転職先: 外資PEファンド
  • 給与はあがったか:はい
  • 英語レベル:海外4年生大学卒業レベル

選考の対策期間

2か月位です。対策内容は、①ファンド別の特徴の整理、②ケース対策、③モデルの対策をしました。
③モデルは、業務上も日常的に扱っており親和性が高かったため、選考対策としては①ファンド別の特徴整理と②ケース対策に特に時間をかけました。

PEファンドを目指した動機

率直に業務内容が面白そうと考えた為です。
投資銀行業務のようなアドバイザリー業務よりも、オーナーシップを持って投資判断を行い、リターンを得ていく点に魅力を感じ、PEファンドを志望しました。

転職活動の苦労

苦労した点は、リファラルではなく複数のエージェントを通じて選考を受けたことです。
複数のエージェントと接点を持った理由は、エージェント側も私と業務をした経験がない中での応募するファンドが提案されるので、私がどのファンドにアプライできるかは各エージェントの属人的な目利きに依存すると考えたためです。
実際、エージェント毎に紹介を受けられるファンドに差があり、この点では複数のエージェントと接点を持っておいて良かったと感じました。

一方で、採用費の高騰を背景にリファラル経由でないとアプライを受け付けていないファンドもあるようです。知人に積極的に声をかけリファラルを活用するのが良いと思いました。

なお、一次面接であっさりとご縁がなかったファンドもあれば、一次面接を通過すると複数のファンドで結果としてオファーをいただけました。ファンドとのフィット感は一次面接の段階からかなり見られていると感じました。

転職活動を振り返り、してよかった取り組み

田中さんとのケース対策を行っておいて本当に良かったです。実際にケースが出題されたファンドでは、対策内容がそのまま活きました。

また、田中さんとの講座ではケース対策に加えて、考え方や伝え方の棚卸しを行いトレーニングできたことが有意義でした。これはケース面接に限らず、選考全般で役立ったと感じています。

PEファンド特化道場に申し込んだ理由

「対策をやり切らずに落ちる後悔」を避けたいと考え、申し込みました。田中さんのフィードバックが丁寧だった点も申し込みの決め手でした。

PEファンド特化道場をおすすめできる人、できない人

一概に人に依るというよりも、志望するファンドの出題形式を事前に確認した上で、ケース対策講座の受講を検討するのが良いと思います
ファンドによっては、ケース面接単独ではなくモデルテストとセットで成長戦略を問われる場合があります。その場合は、モデルの数字に立脚して説明する力が求められ、ケース対策に加え異なる筋肉も必要になると感じました。

今後のキャリアのゴール

正直なところ、長期的な目標は明確ではありません(笑)。
ただ、入社先のファンドは、選考を通じてカルチャーや仕事内容、投資方針などに違和感がなくフィット感を感じています。今後の業務を楽しみにしています。

終わりに(これからPEファンドを目指す人へのメッセージ)

最初からPEファンドに絞り込むのではなく、ファンド以外も含めて幅広く検討することが大切だと感じました。私自身、スタートアップやVCで働く友人に話を聞きながら情報収集を行い、転職先を検討しました。その過程で、PEファンドが最も面白く自分にフィットすると考えるようになりました。
これまでの投資銀行業務で培ってきたケイパビリティや、カルチャーとの親和性も、最終的にPEファンドに絞り込む上で大きな要素だったと思います。