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プロフィール
- 年代:30代中盤
- 所属業界:大手精密機械メーカー
- 部門:ソフトウェア開発(新規事業)
- 職位:テックリード(チームリーダー)
問題解決道場に興味を持った背景
- 私はこれまでの業務経験から伝え方、説明方法に課題があると認識していました。昔から上長にも伝え方を考えろ、思考を整理して話せと指導を受けていたことが理由です。課題意識はそれなりにあったので、解消するために主に書籍と会社での研修での学習を進めていました。
- 書籍は思考フレームワークに関するものや仕事の進め方、伝え方などに関するものを複数冊読み、概略は理解できたと思っています。また、会社の研修でも発想法や思考法の研修はいくつか受講していました。
- そういった書籍や研修を受けたなかで、実践に結びつけられなかったのが、物足りなかったです。技術職のため説明に関する指摘はあれど具体的なものは少なく、また議論するのは技術的内容が中心で上長の指摘が研修や書籍とどうリンクするのか掴めていなかったのが実践につながらなかった要因だと振り返って思います。
- また、学習の際も上司に言われるから…といったやらされ感満載の当事者意識不足だったのも影響していました。
抱えていた仕事の悩み
- チーム、上長への技術進捗報告時に「説明内容がわからない、なぜその施作を選択したの?」、「思考が整理されていないのでは?」と指摘されることが多いことが悩みでした。当時は自分を客観視することも得意ではなく、その指摘内容を受けている理由がどこにあるのかすら理解できていませんでした。
- 解決の糸口を探していたところ、普段業務での関わりがない田中さんの講座をしり興味を持ったのが受講を考え始めたきっかけです。
問題解決道場を受講した理由
- 1 on 1で細かくフィードバックしてもらいながら、第三者である田中さんの意見を聞くことで自分を客観視できるのではと感じたのが受講を決めた最大の理由です。
- なかなか上がらなかった自分の当事者意識を高めて退路を断とうという考えに至ったことで、モチベーションを保って受講できそうと前向きに捉えることもできました。
問題解決道場のよかったところ
- 自分を客観視したいという狙いが私の期待以上に達成できた点です。
- 田中さんの具体的かつ即時のフィードバックで自分の思考がいかに整理できていなかったか、さらには思考を適切に説明できていなかったかしっかりと理解することができました。私の説明を田中さんが解釈、整理した上でわかりやすく説明し直してくれることが何度もあったのですが、その時の田中さんの説明と自分の説明の差を反芻することで私の思考の欠点に気づけたことが大きかったです。
受講後の変化
- チーム、上長からは「わかりやすくなってきたね」とお褒めの言葉を頂けるようになりました。また、後輩の思考の整理度合いも分かるようになりました。整理されてない場合は田中さんの教え方を参考にメンバーの内容を説明して育成に役立てています。
- また、思考の欠点を理解できたので、物事を考える際に自分の欠点をケアするように手順を組めるようになりました。私の場合は、無意識に思い込みの前提をおいてしまうことが多かったのですが、しっかり前提条件を整理してから検討を進める手順を意識することで思考の質を向上させることができたと感じます。
- その他、本来の狙いとは違いますが書籍で言ってることはわかるけど…と思っていたフレームワークが実際はフレームワークでしかなく万能の解決策ではないと気付けたのも、自分の考え方を変える一因となりました。本質的には整理された思考とそこから導く結論が重要で、何を使ってもそうは変わらないと経験から腹落ちできたのは書籍では得られない経験だったと思います。コンサルでも思考を整理して論理的に結論づけられるかが1番重要と言う田中さんの解説もその通りだなと思うようになりました。
お勧めできる人、できない人
- 1 on 1なので第三者の意見をしっかり求めたいと言う方にはおすすめです。コンサルの友人もフィードバックが重要と言っていたので業界で一般的な教育をその他の業界の人も受講できる良い機会だと思います。
- 一方で、私が自分の欠点に気付けたのも当事者意識高く取り組み自分の中でしっかりと咀嚼し腹落ちできたからだと感じています。知識を得る講座ととらえてしまうと十分な効果は得られないかもしれません。
今後のキャリアのゴール
- 田中さんの講座で思考力を高めることができたことはキャリア形成の上で非常に役に立ちました。
- ちょうど職位も上がり、チーム全体の目標達成に向けて影響度のある抽象的かつ非定型業務を担当することが増えたのですが、過去手の付け所が分からなかった抽象的な業務でも整理した思考を元に物事を前に進めることが出来るようになったと感じます。
- 思考が整理できればメンバーにより具体的な業務の形で仕事を切り出すこともできるので、より多くのメンバーを率いて社会に大きな影響を与えることが出来る仕事をできるようになることが今のキャリアの目標です。